スノーボード初心者必見!ビンディングの種類と選び方をわかりやすく紹介

スノーボードの「ビンディング(バインディング)」、
実は滑りやすさや疲れやすさを左右する超重要パーツ。
同じ板・同じブーツでも、ビンディング次第でフィーリングがまるで変わります。
今ではさまざまなタイプが登場しており、主に以下の4種類が主流です。
- ステップオン
- ストラップ式
- リアエントリー式
- レース用(競技タイプ)
それぞれにメリット・デメリットがあり、自分のスタイルやレベルに合った選び方が大切。
今回は、私自身の使用経験も交えながら、それぞれの特徴を紹介します。
目次
【スノーボードビンディングの種類と特徴】
① ステップオン(Step On)

特徴:ブーツをはめるだけで装着完了する最新タイプ。
メーカー:Burtonが開発し、近年はFLUXやUNIONも参入。
メリット
- 装着・脱着がとにかく速い
- 雪が詰まっても簡単に脱着できる
- 軽量でブーツとの一体感が高い
デメリット
- 対応ブーツが限られている
- 値段がやや高め
- フィーリング調整の自由度が低い
私も最初はストラップ派でしたが、
最近のステップオンは本当に完成度が高い。
何と言っても軽いし、取り外しも楽。
現状では全体の1〜2割の使用率ですが、
今後6割くらいがステップオンになると思っています。
② ストラップ式(伝統的タイプ)

特徴:2本のストラップでブーツを固定する最も一般的なタイプ。
メリット
- 細かく締め具合を調整できる
- 対応ブーツが多く、コスパが良い
- 信頼性と安定感が抜群
デメリット
- 装着に少し時間がかかる
- 雪がストラップに詰まりやすい
私自身もこのタイプを使っています。
特にフリーライドや地形遊びでは、締め具合を微調整できる安心感が大きいです。
③ リアエントリー式(ハイバック開閉タイプ)

特徴:ハイバックが後ろに開くことで、素早く装着できるタイプ。
メリット
- 装着がスムーズで初心者にも扱いやすい
- ストラップ式に近いフィーリング
デメリット
- 全体的に重くなりやすい
- 可動部が多く壊れやすい
- 雪が詰まると装着が難しくなる
④ レース用(競技仕様タイプ)

特徴:反応速度と剛性を最優先したビンディングで、
上級者や大会を目指すライダー向け。
ほとんどがアルペンボードで使用されるタイプで、
通常のフリースタイル用とは構造が大きく異なります。
メリット
- 高速滑走時でも安定感が抜群
- エッジ操作のレスポンスが非常に良く、細かいコントロールが可能
デメリット
- 全体的に硬く、扱いがシビア
- 長時間の滑走では疲れやすい
※私自身はアルペンボードを使用していないため、
こちらのタイプについてはおすすめ商品を紹介できません。
まとめ
ビンディングは「滑りの感覚」を決める重要なパーツ。
どんな板を使うかよりも、足との一体感を作るビンディング選びが上達の近道です。
🔸 初心者・ファミリー層には… → ステップオン
🔸 オールラウンドに遊びたい人は… → ストラップ式
🔸 手軽に装着したい人は… → リアエントリー
🔸 スピードと精度を求める人は… → レース用
そして何より大事なのは、実際に履いて試すこと。
お店で試着して、立った時の感覚・ブーツとのフィットを確認するのが失敗しないコツです。
これからの主流は間違いなく「ステップオン」。
軽くて速く、滑りのテンポを邪魔しない。
一度使うと戻れない便利さがあります。
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