サビキで釣った小魚で大物を狙う!初心者でもできる泳がせ釣り入門

堤防や港でサビキ釣りをしていると、
マメアジやイワシといった小魚がたくさん釣れることがあります。
実はその小魚をエサにして「さらに大物」を狙えるのが 泳がせ釣り です。
ハマチやヒラメ、スズキ(シーバス)など普段はなかなか釣れないターゲットが
ヒットするチャンスがあるため、初心者からベテランまで人気の釣法です。
泳がせ釣りについて


泳がせ釣りは、生きた小魚をそのまま泳がせて
自然に近い状態で大物を狙う釣り方です。
- メリット
- 生きエサのため食いが良く、大物が釣れる確率が高い
- サビキで釣れた小魚をそのまま利用できるので経済的
- 堤防・磯・船など幅広い場所で楽しめる
- エサとして使える小魚
- アジ(特にマメアジ)
- イワシ
- サバの幼魚(サバっ子)
- 小サバ、ウグイなど
泳がせ釣りの仕掛け解説

タックル(竿とリール)
- 竿(磯竿・投げ竿)3~6号
パワーがあり、長さもあるので遠投や大物の引きに対応できます。 - スピニングリール 4000~6000番
ラインをたっぷり巻けて、ドラグ性能もしっかりしたサイズ。
道糸(メインライン)
- ナイロン 6号前後
クッション性があり、大物の急な突っ込みにも耐えやすい。
捨てオモリ仕掛け(エレベーター式)
- シモリ玉
道糸とハリスの間に付けるクッション。結び目の負担を減らします。 - スナップ付きサルカン
パーツ同士を接続する金具。取り外しや交換が簡単。 - 捨て糸(3号前後)+オモリ(15~20号)
底を取りやすくするための重り。根掛かりしたときは捨て糸だけ切れて仕掛けを守れる。
ハリス(エサを付けるライン)
- フロロカーボン 5号前後
透明で魚に気づかれにくく、歯の鋭い魚にも強い。 - サルカン
ラインのヨレ防止。 - 針:泳がせ専用針(太軸タイプ)
活きエサ(アジやイワシ)をしっかり掛けられる形状。
ヒラメなど底物にも青物にも対応できる。
狙える魚
- 主に ヒラメ・青物(ブリやワラサ)
- 堤防やサーフからでも十分チャンスあり!
泳がせ釣りの釣り方(堤防編)



① エサとなる小魚を釣る
- まずは サビキ釣り でマメアジやイワシなどを確保します。
- バケツに海水を入れてエアポンプで酸素を供給すると長生きします。
② エサを針に付ける
- 活きエサは弱らせないのがポイント。
- 一般的な掛け方は2種類:
- 鼻掛け:魚の鼻先(口と目の間)に軽く針を通す。自然に泳ぎやすい。
- 背掛け:背びれの少し前に針を通す。底に沈みやすくヒラメ狙いに有効。
- 鼻掛け:魚の鼻先(口と目の間)に軽く針を通す。自然に泳ぎやすい。

③ 投げ込み方
- エサを付けたら静かに海へ投入します。
- 勢いよく投げるとエサが外れたり弱るので、下投げでそっと投入するのがコツ。
④ 仕掛けを安定させる
- 捨てオモリ式なら、オモリが底に着いたらラインを少し張って待機。
- ウキ仕掛けの場合は、ウキ下を調整してエサが自然に泳ぐ層を狙います。
- 大物が食いついたときにラインブレイクを防ぐため、
リールのドラグは緩めに設定しておきましょう。
⑤ アタリが来たら
- 最初は「コツコツ」とエサをついばむ感触。
- 大物(ヒラメや青物)が食いつくと一気に竿先が引き込まれます。
👉 ポイント
- すぐに合わせず、一呼吸おいてからしっかりフッキング。
- ヒラメの場合、最初にエサを咥えて反転するまで待つのがコツ。
⑥ やり取り
- ヒラメは強烈な引き込みは少ないですが、重みと首振りで抵抗します。
- 無理に巻かず、竿の弾力でいなしながらゆっくり巻き上げましょう。
おすすめの仕掛け
泳がせ釣りは仕掛け選びもとても大切です。
初心者向けのセットから、本格的な大物狙い用まで市販の仕掛けが多数販売されています。
ここではおすすめの製品を紹介します。
がまかつ(Gamakatsu) 堤防ヒラメ・青物泳がせ仕掛 HS038
堤防でヒラメや青物を狙う定番仕掛け。
初心者から上級者まで扱いやすい設計。

がまかつ(Gamakatsu) 大物泳がせ仕掛 FD156
強度の高い仕掛けで、ブリや大型ヒラメといった大物をターゲットにする時に安心。

オーナー(OWNER) 堤防 泳がせのませ遊動胴突 No:36253
エサの動きを自然に見せられる遊動式。
底付近を狙うヒラメやマゴチに効果的。

ハヤブサ(Hayabusa) ちょいマジ堤防 青物泳がせウキ釣りセット HA193
ウキ仕掛けがセットになった初心者向けの便利アイテム。
サビキからのステップアップに最適。
ハヤブサ(Hayabusa) HA183 コンパクトロッド かんたん泳がせウキ釣りセット
ロッド付きのオールインワンセット。
ファミリーや入門者におすすめで、すぐに始められる。
ハヤブサ(Hayabusa)
¥652 (2025/09/26 16:28時点 | Amazon調べ)

👉 市販の仕掛けを使えば、細かいセッティングを覚えなくてもすぐに泳がせ釣りを体験できます。
まとめ
サビキ釣りで釣れた小魚を使えば、
特別なエサを用意しなくても大物を狙えるのが泳がせ釣りの魅力です。
仕掛けもシンプルで、ちょっとした工夫で釣果が大きく変わります。
次回のサビキ釣りでは、ぜひ泳がせ釣りに挑戦してみてください!
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