逆エッジの危険から頭を守る!スノボ初心者こそヘルメットが必要

スノーボードは大人も子どもも楽しめる最高のウィンタースポーツ。
その一方で、初心者に多い※逆エッジ転倒は
頭部に大きなダメージを与える危険があります。
特に後ろに倒れたときは、後頭部をゲレンデに強打し、
脳震盪や重度のけがにつながるケースも。
楽しく、安全に滑り続けるためにも、
ヘルメットの着用は“選択肢”ではなく“必須装備”です。
※逆エッジ転倒=板の逆側のエッジが引っかかって、急に前後へ吹っ飛ぶ転び方のこと
目次
ヘルメットの重要性


■ なぜスノーボードにヘルメットが必要なのか
スノーボードはスピードが出やすく、転倒の衝撃も大きいスポーツです。
特に危険なのが 逆エッジによる後方転倒。
- 後頭部を強打しやすい
- 硬い雪面は想像以上に固い
- ゴーグルやニット帽では頭部を守れない
- 脳震盪が起こり、症状が数日遅れて出ることも
- 重症の場合は後遺症、命の危険につながるケースも
海外のスキー場の中には ヘルメット着用が義務化されている場所もあり、
安全意識は確実に世界基準へ向かっています。
■ 子どもは特に必須
- 首が弱く、衝撃に対して脳が揺れやすい
- 転ぶ頻度が多い
- 自分で危険を判断しにくい
- レンタルでも十分安全性を確保できる
「絶対に着けてほしい装備は?」と聞かれたら、
間違いなく ヘルメットが最優先です。
初心者が失敗しない選び方


■ 1. サイズ選びがすべて
ヘルメットは「かぶれればOK」ではありません。
頭のサイズに合っていないと、転倒時にズレて意味を成さなくなります。
- きつすぎず、ゆるすぎず
- 後頭部が固定されているか
- ゴーグルとの相性(隙間=ゴーグルギャップがないか)
■ 2. 必ず“スノーボード用”を選ぶ
自転車用・スケボー用とは構造が違い、保護性能が不足します。
■ 3. インナーの厚さも考える
ビーニー(ニット帽)を中に入れる人は、サイズを1つ上げるなど調整が必要。
■ 4. 一度でも強い衝撃を受けたら買い替える
ヘルメット内部の素材(EPS)は一度つぶれると元に戻りません。
見た目がきれいでも交換が必要です。
■ 5. 暑い・苦しい=“自分に合っていない”サイン
最近のヘルメットは軽くて通気性も良いので、フィットするものなら快適に滑れます。
おすすめヘルメット
■ エントリーモデル
エントリーモデルのヘルメットは、
とにかく扱いやすく軽量なのが特徴。
長時間つけていても疲れにくく、ベンチレーション(通気口)が
多いので蒸れが少なく快適です。
価格も手ごろでコスパが高いため、
初心者や子どもが最初の1つとして選ぶのに最適なモデルです。
■ ミドルレンジモデル
ミドルレンジになると、衝撃吸収性能が高まり、
フィット感や耐久性もワンランク上がります。
ゴーグルとの相性を考えた設計が多く、
隙間ができにくく曇りづらい点もメリット。
インナーが取り外して洗濯できるタイプも多く、
清潔に長く使える点から、
レベルアップしても安心して使い続けられるモデルといえます。
■ ハイエンドモデル
ハイエンドモデルは、安全性と快適性を極限まで
追求した最上位グレード。
中でも「MIPS(多方向衝撃保護システム)」は、
回転衝撃に強く、脳へのダメージを軽減する最新技術。
さらに細かなフィット調整が可能で、長時間滑る日でもストレスが出にくい。
保護性能もプロレベルのため、
1日中滑る人・パークで技を楽しむ人・競技者に最適です。
まとめ
スノーボードを安全に楽しむために、ヘルメットは必須アイテムです。
逆エッジによる転倒は誰にでも起こる事故で、
特に後頭部への衝撃は命に関わることもあります。
ヘルメットを着用することでリスクは大幅に軽減されます。
「楽しむために、安全を整える」
これがスノーボードを長く続けるための一番のコツです。
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